公益社団法人青少年育成広島県民会議

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平成27年度総合講座

平成27年度青少年育成カレッジ総合講座のご報告

平成26年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成26年10月11日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「ネット社会が与える影響」というテーマで開催しました。

講義1 10:10~11:10
「ネット社会の光と闇」
 広島修道大学人文学部 教授 西野泰代


 現代に生きる私たちの生活や意識の中にネットは確実に浸透してきています。ネットのネガティブな側面を経験し深く傷つく子もいます。ネット社会の現実を直視し,これからあるべき社会の姿について学習しました。


講義2 11:20~12:20
「親が把握しなきゃいけない子どもが使うケータイの実態とその対策」
 広島市電子メディア協議会 会長 尾崎公幸


 不特定多数の人,見ず知らずの人と簡単につながってしまうケータイ。子どもたちのケータイ利用実態を知り,敢えて,昔から変えてはならない人間関係を伝えていく大切さを改めて考えさせられました。


講義3 13:20~14:20
「人格形成は家庭教育から」
 NPO法人心豊かな家庭環境をつくる広島21 理事長 岸房康行


 ネット依存など,子どもたちが多くの課題を抱えているのは,家庭の教育力が低下していることが大きく影響しています。規範意識や道徳観,正義感など豊かな人間性を育むためには,何よりも家庭の教育力を高めることが必要であることを再認識しました。


講義4 14:30~15:30
「ネットとマスメディア」
 中国新聞社 特別顧問 今中 亘


 インターネットに絡む非行や犯罪は増加の一途をたどっています。青少年の健全育成の大きな障害にもなってきています。
 こうしたネット社会の「負」の側面をマスメディアはきちんと伝えているのでしょうか。これまでに報道されたインターネットに関する新聞記事を事例に挙げて検証していきました。

平成26年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成26年11月15日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「若者と依存症」というテーマで開催しました。
なお,午後の部(第3講義,第4講義)は講師の都合により休講となりました。

講義1 10:10~11:10
「若者のネット・ライン問題と依存症 Ⅰ 」
 県立広島大学 総合教育センター准教授 学生相談室長 金山健一


 ネット依存・ケータイ依存が大きな社会問題となっています。一日中,インターネットや携帯電話にしがみつく若者が急増しています。なぜ,若者はバーチャルな世界に依存するのか色々なデータをあげながら分かりやすく講義されました。
 このデータの中で目を引いたのが,子どもの死生観についてです。15.4%の児童生徒が死んでも生き返ると思っています。また,中学女子の半分以上が会ったこともない人とメールをし,結果,性非行に巻き込まれる可能性が高くなっています。
 また,10代から30代の死因上位に自殺が入っています。今一番懸念されることは,若者と大人との社会的なつながり,いわゆるソーシャルボンドが不足しているということを話されました。

 

講義2 11:20~12:20
「若者のネット・ライン問題と依存症 Ⅱ 」
 県立広島大学 総合教育センター准教授 学生相談室長 金山健一


 Ⅱ部では,ネットやケータイ依存になっている若者の危険性について事例を通して学びました。
 ケータイ所持が急増するのは学童保育を終了した小学校4年からで,その予防教育の重要性を認識しました。ケータイ被害が急増する中学期では遅いのです。
 また,子どもにケータイを所持させる場合には,事前に子どもと話し合い,家庭において次のようなルール作りが大切であると述べられました。
  1. フィルタリングを設定する。
  2. 3分ルールは使わない。(ラインにおける返信)
  3. 食事中,勉強中は電源を切る。
  4. 寝る時は電源を切る。
  5. 困ったときは相談する。
  6. ルールが守れない時は使用禁止にする。


「認証状」授与式

 青少年育成カレッジでは,所定の20単位(1講座を1単位)を修得された方に,学習したことを評価して「認証状」を授与しています。これまで43名の方が修得されていますが,平成26年度は新たに6名の方が修得されました。

平成25年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成25年10月5日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「不登校~若者の悩みにどう応えるか」というテーマで開催しました。

講義1 10:10~11:10
「若者の鬱(うつ)の最近の傾向と周囲の受け止め方について」」
 県立広島大学保健福祉学部作業療法学科 教授 藤巻康一郎(精神科医)


2007年あたりから,「新型うつ病」という言葉が,マスコミでもセンセーショナルに取り上げられております。医学的には「新型うつ病」という病名は存在しませんが,若者を中心に,従来型とは違う「うつ病」が現れる傾向にあり,今回,その特徴や対処法などについて学びました。

従来型の「うつ病」との比較
  新型うつ病 従来型うつ病
責任 他人のせいにする 自分を責める
気分の変動 浮き沈みが激しい 継続して沈む
悪化する状況・場所 出勤・登校など 明確に特定できない
休日での症状 元気 平日・休日の違いはない
食事と睡眠 過食・仮眠傾向 食欲不振(体重低下)
不眠(入眠障害,早朝覚醒)


講義2 11:20~12:20
「若者の悩みの現状とその対応について~カウンセリングを通じて」
 県立広島大学保健福祉学部看護学科 助教 石原克秀(臨床心理士)


時に若者の内的世界は嵐のように激しく,複雑な一面を持っています。私たち大人はそのような局面に立っている若者をどう理解し,対応すればよいのでしょうか。ほんの一部分ですがカウンセリングを通じて触れることができる若者の悩みの現状とその対応についてお伝えしました。


講義3 13:20~14:20
「不登校にいたる若者の陥りやすい悩みの現状について~学生相談を通じて」
 県立広島大学 総合教育センター 准教授 金山健一(学生相談室長)


不登校18万人,引きこもり160万人,ニート60万と深刻な状況です。彼らは何を悩み,苦悩しているのか統計をもとに話され,これらを改善していくためには,家庭,学校,地域におけるコミュニケーション能力と社会と意図的に繋がる力(ソーシャルボンド)の必要性について話されました。


講義4 14:30~15:30

今日の講義をふまえ,参加者全員によるパネルディスカッションを行いました。本日講義いただいた金山先生,石原先生の司会進行のもとに参加者から質疑や意見が出されおおいに盛り上がりました。参加者から新しい型の講義だったととても好評でした。

平成25年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成25年12月7日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「不登校~当事者から学ぶ」というテーマで開催しました。

講義1 10:00~11:00
「不登校とその背景」
 県立広島大学保健福祉学部作業療法学科 助教 永吉美香


不登校は,「学校に行かない・行けない」という行動こそ共通していますが,背景には,発達,家族関係,経済状態,学校体制など様々な要素の影響があり,非行,ひきこもり等,多様な事象とも関連しています。ここでは,不登校のきっかけとなった事柄,不登校への対応について学習しました。


講義2 11:10~12:10
「学校現場から」
 尾道市立広島県尾道南高等学校 特別支援教育支援員 田坂利明


定時制高校という教育現場で,様々な事情を抱えた生徒達と,長年にわたり正面から向き合ってこられた経験を基にお話しいただきました。また,学校現場で見せる生徒たちの本当の気持ちや素顔を短歌にしたためた冊子をいただき,その内容をスクリーンに映し出しながら話される手法は,聴講生の心に響くものがありました。


講義3 13:20~14:20
「当事者・保護者の気持ち」
 司会進行:永吉 美香 ,事例発表:当事者,保護者


不登校を経験した青年や,不登校の子どもをもった保護者の方から,それぞれの立場で不登校のリアルな実態や,関連する問題について話をしていただきました。当事者,保護者ならでは話せない不登校の実態や背景などを聞くことができ,理解を深めました。

講義4 14:20~15:30
質疑&フリーディスカッション「不登校について,できること」


これまでの講義を踏まえ,グループ編成をして,子どもの立場,親の立場などディスカッションの時間を持ちました。それぞれのグループから,子どもたちが豊かに育つためには何が必要かをテーマごとに発表していただき,率直で建設的な意見交換の場となりました。

平成24年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成24年10月20日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「青少年の自立を支える地域の力」というテーマで開催しました。

第1講義 10:10~
「若者の力を引き出し,地域で支えていく取り組み」
  西上 忠臣  NPO法人ちゃんくす 代表



就職できない,学校でも上手く行かないなど思春期を迎えた方々が社会参加しづらくなると家から出るのも難しくなります。若者の力を引き出すためには地域の中で「できる」を見つける機会と場を作る必要があります。「ちゃんくす」の挑戦をお伝えしました。


第2講義 11:20~
「不登校の子ども達とどう向き合っていくか?」
 ~支援者の方の関わりで違いを起こそう!~
  喜田 紘平 学校法人喜田学園 東林館高等学校 理事長


現在の日本社会の中で,「不登校の子ども達はどんな立場に立たされているのか。今の社会は子ども達にとってどんな社会なのか。そして今の子ども達に私達大人はどう関わりを持っていくことが大切なのか。」についてお伝えしました。


第3,4講義 13:20~ 
「社会で力を発揮しにくい若者への支援の在り方」
~アウトリーチと重層的な支援ネットワークを活用した多面的アプローチ~
  谷口 仁史 NPO法人スチューデント・サポート・フェイス 代表理事


就職できない,学校に行けないなど社会への一歩を踏み出すのに困難な方々が増えています。当法人では,自宅への訪問や他機関との連携をしながら若者への支援を行っています。 本人だけでなく,家族や支援者への支援も必要であり,地域資源との連携の中で社会参加を促している状況をお伝えしました。


受講風景と質疑応答

平成24年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成24年12月1日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「少年非行について考える」というテーマで開催しました。



第1,2講義
「発達障害と少年非行」
  永吉 美香  県立広島大学保健福祉学部作業療法学科


●発達障害とは(発達障害者支援法第二条第一項)
  1. 自閉症,アスペルガー症候群,その他の広汎性発達障害(ASD)
    特徴・・・・ 一方的に話す,き真面目過ぎる,予定が急に変わると混乱する,負けることが許せない,人が怒っていることに気付けない等
  2. 学習障害(LD)
    特徴・・・・ 全般的な知的発達に遅れはないが,聞く,話す,読む,書く,計算する,推論する能力のうち特定のものの習得と使用に困難をきたす等
  3. 注意欠陥多動性障害(AD/HD)
    特徴・・・・ 気が散りやすい,忘れ物が多い,授業中立ち歩く,姿勢が保てない,思いつきで行動する,順番を待てない等
  4. その他これに類する「脳機能の障害」
    その症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものであって,保護者の育て方や躾によるものではない。
●支援の考え
  1. できるための「環境」をつくる
  2. 追い詰めない大人(叱ったり,せかしたりばかりしない)
  3. 混乱させない理解ある関わり(必要なとき助けてくれ,信頼できる他者となる)
  4. 支援のためのネットワーク作り
●発達障害と二次障害
  • 発達障害児の犯罪率が高いのではなく,周りの正しい理解と支援が得られなかったとき,結果として二次的に,非行・犯罪に結びつく可能性がある。
●発達障害児への対応
  • 本人の個性を認め,多数者と同じに振る舞うことを強要せず,自分らしく,かつ周りと折り合いながら生活できるよう手助けする。
●まとめ
  • 非行の要因は様々であり,通常の育ちの一過程である場合も多い。非行に陥った少年を社会の大事な一員として認め,支援し,受け入れていくことが大事である。


第3講義
「当事者から学ぶ非行」
  高坂 朝人
   愛知・ 南保護区BBS会会長
   NPO法人セカンドチャンス!副理事長


●非行のきっかけ
  • 父,母,弟という4人家族で育つ。
  • 家は,極端に貧乏ではなかったが,2DKのアパート住まいだった。
  • 小学生の頃は,非行歴もなく,勉強もスポーツもそこそこできたが,中学校に入学してから勉強もスポーツも他の人に比べてダメだと思い劣等感を抱くようになった。その頃から,校則違反で先生に注意を受けはじめ,最初,先生が怖かったが一度反抗すると,一部の友だちから「スゴイじゃん」と言われ快感を得る。それを契機に髪を染め,人を殴り,バイクを盗んでは乗り回すようになった。
●11年間は非行真っ最中
  • 14歳で広島の暴走族に入り,17歳で約10チームの暴走族の連合の総長となる。その後,鑑別所3回,少年院2回,拘置所1回,逮捕歴15回と犯罪を繰り返した。四国の少年院に入所した時母親は,広島から四国まで再三面会にきてくれ,母親に感謝の気持ちを持ったが,21歳でやくざの準構成員となり,やくざの企業舎弟として株式会社の代表取締役になった。
●生き直しのターニングポイント
  • 24歳の時妻が妊娠し,父親として自分の子どもを生まれながら不幸にすることはできないと思い,やくざと縁を切る決意をし知人が誰一人いない名古屋に二人で逃げた。
●名古屋での暮し
  • 老人ホームの介護職をした後,知的障害者のケアホームに就職。平成24年に介護福祉士合格。平成25年にはケアマネージャーの資格を取得すべく勉強をしている。
●自立
  • 18歳の時に少年審判を担当してくれた弁護士,自分のために泣いてまで裁判官に訴えてくれた家庭裁判所調査官,保護司,警察官,いろいろな人との関わりや支えがあってここまで立ち直れた。また,何度悪い事をしても,母親は見捨てなかったし,両親に愛されていたことも根底にあったと思う。
  • 現在は介護福祉士として働きながら,日本福祉大学で学んでいる。非行少年と友達になるBBS活動,非行の親の会の世話人として少年事件での付添人,NPO法人セカンドチャンス!副理事長・中部地区エリアリーダーとして多くの活動する傍ら,大学,保護司会,非行の親の会,少年院などで講演活動を行なっている。
●将来の展望
  • 高齢者,障害者,子どもが,共に心から笑い合い,共に成長し合えるようなホームを作りたい。スタッフは,8割以上が元非行少年,現役の非行少年で運営したい。「非行少年はダイヤモンドの原石」。罪を犯した少年たちも1対1で話すと,素直で純粋,自分を表現するのが不器用なだけ,「前を向こう」としている少年たちを支援したい。


第4講義
「非行について考える」


1~3の講義を受けて,4時限目は,永吉講師,高坂講師,当時,高坂さんを担当した広島総合法律会計事務所の秋田弁護士にご登壇いただき,非行に陥った青少年が立ち直るための手段や方法,また,その家族を周りで支える相談機関など,専門的な立場からご助言をいただいた。その後,聴講生との意見交換をし,理解を深めていった。


「認証状」授与式

青少年育成カレッジでは,所定の20単位(1講座を1単位)を修得された方に,学習したことを評価して「認証状」を授与しています。これまで30名の方が修得されていますが,平成24年度,新たに7名の方が修得されました。

平成23年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成23年11月12日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「思春期・青年期と不適応」というテーマで開催しました。

第1講義 10:10~ スクールカウンセリングの現場から
  勝部 奈美  県立広島大学学生相談室 臨床心理士


青少年を指導,支援していくために,ステップとして,
  1. 相手の気持ちを解ろうと努める(批判を手放す)
  2. 相手の役に立つことを一緒に考え,選択肢を提示し本人の意思で決めさせる
  3. 原理原則・モラルといったことを伝える。
このことは全てに共通する基本的な手順である。中学校・高等学校の学校現場を見て,もっと早い段階から対応したら,立ち直れる生徒がいると話されました。


第2講義 11:20~ 問題を抱える子どもや家庭へのSSWの支援
  伊藤 由美子 尾道市スクールソーシャルワーカー 社会福祉士


スクールソーシャルワーカーの役割は,児童生徒が置かれた様々な環境問題を解決していくために,子どもの利益を第一に考え,保護者・学校・地域社会との仲介や調整・連携を図って子どもや家庭を支援していく。あきらめずに子どもにとって最善の道を見つけることが大切。子どもたちは置かれた環境によって変わっていくことを,これまでに取り組まれた事例を話していただきながら学習しました。


第3講義 13:20~ ストレス・マネージメントにヨーガを活用する
  原田 淳 県立広島大学総合教育センター 教授


ストレスは,現代社会における生活環境の変化によって様々な形で表れ,心身に影響を与える。このストレスを上手くマネージメントしていく方法としてヨーガが非常に有効である。効果的に実習するために,
  1. 内側に意識を向けるために目を閉じる。
  2. 呼吸と身体の動くを同調させる
  3. ゆっくりとした動き・呼吸が基本
  4. 緊張の後の弛緩を意識化すること
を学習しました。


第4講義 14:30~ ヨーガを実践する
  原田 淳 県立広島大学総合教育センター 教授


第3講義に引き続き,原田先生からヨーガの基本形を実習しました。慣れないポーズや普段使っていない筋肉や腰・肩を動かしたこともあって,受講者の方々から「痛い。気持ちいい。」と言った声が上がっていました。皆さんとてもリラックスした気分になり,よい実習をさせていただきました。



-事務局から-
平成23年度青少年育成カレッジ総合講座の第2回目は,平成24年2月18日(土)に県立広島大学広島キャンパスで,「子どもたちの居場所」というテーマで実施します。皆様の参加をお待ちしています。

平成23年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告

PDFでご覧いただけます。

平成22年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成22年11月27日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「青少年と自然環境2」というテーマで開催しました。

10:10~11:10
「マツタケ山再生への挑戦」
相沢慎一先生

広島県立大学庄原キャンパスで教えておられる先生がNPO法人「マツタケ山再生研究会」を立ち上げて「皆で地域を山をきれいにしよう」と活動され,「暗い山」から「明るくきれいな山に」。「きれいな山からマツタケがニョキ」。その取組や注意点を楽しく講義されました。山の香りが漂ってくるようでしたよ。

11:20~12:20
「自然体験学習や環境保全学習をとおした青少年の育成」
市川洋子先生

子どもの理科離れが心配される中,自然体験学習を進めるためのワークシートを作成し,子どもが住む地域の自然を観察し,科学的思考力を養い,命の大切さを学ぶ体験学習について熱く話されました。


13:20~14:20
「里山資源を利用した養豚の試み」-どんぐりコロコロ豚の事例-
村田和賀代先生

農業史,農業経済が専門の先生が地元商工会議所からの委託で立ち上げたプロジェクトの中から話していただきました。
里山を生かした養豚。それを地域ブランドにして付加価値を上げると共にお金の動きを生む。子どもたちに対しては,観察を通して生き物を育て,その命を戴いていることを考えるきっかけとする。先生は終始楽しくてたまらないという表情で受講者も引き込まれていました。


14:30~15:30
「豊かな干潟を育む命の絆について」
中村健一先生

自然界の循環型社会は,微生物なしでは成り立たないということを実験を交えながら熱く〃話され,その思いは皆に伝わっていきました。
【アンケートから】
4名の講師の先生方は,いずれも「少年・少女がそのまま大人になって夢を追いかけている」そんな感じで講義をしてくださいました。
受講者の皆さんも元気,勇気をもらわれたのではないでしょうか。
【次回 2月26日(土)】
今年度の総合講座第2回は「青少年と薬物」です。受講者のアンケートからこのテーマを設定しました。
様々な薬物が手軽に入手できるという今,このことについてしっかりと理解をしておきたいと思います。
皆様の参加をお待ちしています。

平成22年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成23年2月26日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「青少年と薬物」というテーマで開催しました。

10:10~11:10
「精神科医から見た薬物依存」
藤巻康一郎先生

薬物は1回でも乱用。1回でも使用すると「薬を欲しがる脳に変化」する。「一度だけ」は不可能。依存症は見えない病気。薬を持たない。使用しない。薬物に近づけない社会システムの構築が必要です。

11:20~12:20
「薬物依存症者とその家族の抱えるニーズと社会的支援の必要性」
金子 努先生

薬物依存は意思の問題ではなく,脳が変わってしまう病気です。
薬は向こうから寄ってくる状況。例えば深夜のコンビにでも…。
この問題は個人の問題ととらえず,背景や社会との関係から考える。社会的支援の視点からお話しです。

午前中の講義を終えた時点で参加者の脳は「個人の意志の問題」から「依存症は病気」であると変化したようでした。

13:20~14:20 
「日本版ドラッグ・コート」―処罰から処遇へ―
石塚伸一先生

法律の視点から,薬物依存症者には処罰の期間を長くするよりも社会復帰のためのプログラムを個々にあった内容で作成し,支援することが必要と話されました。

14:30~15:30 
「回復への取組」-薬物を必要としない生き方をつかみ取るためにー
井上智義先生

「なぜ薬を使ったか」,「どうして止める気になったか」そして現在取組んでいる薬物依存からの回復支援について当事者の立場から話していただきました。

アンケートを見ますと,医師,福祉専門,法律専門,当事者の講師陣からの講義でとても理解が進んだことが伺えます。







<履修認証制度>
所定の20単位を習得された10名の方に当会議会長及び県立広島大学学長の連名で認証状が授与されました。


-事務局から-
平成22年度青少年育成カレッジ総合講座は,第1回11/27「青少年と自然環境2」,2/26「青少年と薬物」というテーマで実施し,参加者の皆さんと積極的に学びました。来年度も引き続き実施します。
どのようなテーマ設定になるかどうぞご期待ください。皆様の参加をお待ちしています。

平成21年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成21年11月28日(土)に県立広島大学広島キャンパスで開催しました。

10:10~11:10
藤井准教授
「青少年育成と自然体験学習」

“教育とは,経験を分かち合うこと”
“感性を耕さないと理性は育たない”

←1時限目の講義風景です
11:20~12:20
三好教授
「身近な環境問題」
 “ このブルーの美しい水の正体は ”
 “ 臭いは風に乗って ”

13:20~14:20
猪谷教授
「身近な帰化植物とアレロパシー」
“ ある種の植物は化学物質を環境中に放出し,周囲の植物に何らかの影響を与えている ”

14:30~15:30
入船教授
「身近な花たちから見える世界」
“ 夜咲く花はなぜ白い ”
“ どうして鳥は赤や黒色の果実が好きなの ”
【アンケートから】
  • 「自然環境が基本となり,根底にあることが大切であることをいろいろな視点から学ぶことができた」,「難しいと思っていた環境問題を面白く学べた」,「子どもたちとの付き合いに活用できそう」,「分かり易い」など参考になったという意見が寄せられました。
  • 講義時間については
    「これくらいの時間設定がちょうどよい」という意見が多くありました。
【次回】
1月9日(土)に開催します。
テーマは,「情報化社会を生きる子どもたち」です。
どうぞご期待ください。

平成21年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成22年1月9日(土)に県立広島大学広島キャンパスで開催しました。



3時限目の講義風景です
10:10~11:10
坪田先生
「インターネットと対人関係」

インターネットもケイタイも 使いようです
“自分の世界が狭くなるような使い方はさけよう”

11:20~12:20
倉盛先生
「情報化を生きる子どもたち」
1. 乳幼児期(TV) 2.学齢期(TVゲーム) 3.青年期(ケータイ)で見てみると
  1. 親も一緒に見て体験する
  2. ゲーム以外にも楽しいことがあることを体験させる
  3. 使い方を考えられるように
13:20~15:30
上村先生
「情報化社会のモラル」
“ 日常のモラルは豊かな人間性を育てる ”
”情報のモラルは守るべきルール”
子どもが知っているのは使い方でルールは知らない,大人のケアが必要です-

「情報化社会の安全教育」
“インターネットの端末機器は思春期の欲求に応えたメディア
“子どものケアは保護者が。フィルタリングだけでなくルール作りが大切です”
【事務局から】
  • 年明け早々の講座でしたが50人の方が出席し,新しいメディアに関する学習に熱心に取組まれました。
    講義を通してわかったのは「どんな道具も使い方しだい」,「大人が理解し,子どもをケアする」,「子どもは使い方は知っているが,危険から身を守るすべを持っていない」ことでした。
  • 履修認証制度
    今回の講座の終了時点で所定の20単位を習得された9名の方に初の認証状を交付をしました。

認証状の交付式の風景です
【次回】
 今年度の総合講座は第1回「青少年と自然環境」第2回「情報化社会と子どもたち」の内容で行いました。
 この間に収集した参加者からのアンケートなどを基にして平成22年度の計画を立てたいと考えています。
 ホームページ,リーフレットでご案内します。ご期待ください。

平成20年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
「青少年への健康教育ー将来に向けて育む力ー」

12月13日(土)10:40~16:30
県立広島大学広島キャンパスでの受講風景

55名の申込があり当日は47名の方が熱心に受講され,質疑が飛び交いました。

アンケート
「各講義は,どうでしたか?」
「大変参考になった」「参考になった」はアンケート提出者全員の声
〈参考になった理由〉
  • 高校生の子どもに関係する話が多く興味深く聞いた
  • わかり易かった
  • よく理解できた
  • 若者と大人の考えが違っていることを考慮して対応することに気づいた
次回は2月14日(土)に開催します。
1月には「第2回青少年育成カレッジのご案内」を掲載します。
■ プログラム(第1回青少年育成カレッジ総合講座)
日程 時間 科目内容(テーマ) 講師
(敬称略)
12月

13日

(土)


 午

 前
10:40
 ~
10:50
オリエンテーション
10:50
 ~
11:50
■「青少年への健康教育の課題」講座
 ー学校教育と地域活動の協同からー


健康と体力には密接な関係があるものの、学校教育では体力向上を強調するあまり「体育嫌い」が増加した。身体の発育・発達を促すためにも運動は青少年にも必要であるが、到達目標や評価方法など授業をプロデュースする側にも問題があった。
塩川 満久
 午








 後
11:50
 ~
13:00
   昼休憩  
13:00
 ~
14:00
■「青少年の食育と健康観の形成」講座
 ー食品選択能力の育成ー


食べる行為には、「おいしい・まずい」、「食べたい・食べたくない」という感覚感情が影響し、これは学習で形成される。また、健康観には食べるという欲求を無意識に制御する力が関連している。これらを解説し、食育の方向性を考えたい。
杉山 寿美
14:10
 ~
15:10
■「思春期にある高校生への性教育のあり方を考える」講座
 ーピアエデュケーションの取組みー


思春期の若者が身体的変化を受け止め、自分と向き合うことは大切です。ピアエデュケーションによる「生と性の健康教室」は、高校生に"伝わる"ことを目指しています。この取組みの視点から、題目を展開します。
藏本美代子
15:10
 ~
15:30
   休 憩  
15:30
 ~
16:30
■「青少年の身体運動文化を考える」講座
 ー就学前・小学校教育の観点からー

青少年の健全育成における、体育・スポーツへの期待は大きいものがあります。しかしながら、後を絶たない体罰等"暴力"を肯定する体質も否定できません。体育・スポーツにおける「健全育成」とは何か考察します。
中瀬古 哲
■ 講師陣ご紹介
塩川 満久 : 県立広島大学保健福祉学部理学療法学科 准教授
杉山 寿美 : 県立広島大学人間文化学部健康科学科 准教授
藏本美代子 : 県立広島大学保健福祉学部看護学科 教授
中瀬古 哲 : 県立広島大学人間文化学部健康科学科 教授

平成20年度第二回総合講座

第二回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
「青少年の文化に触れる・青少年が文化に触れる」

平成21年2月14日(土)に県立広島大学広島キャンパスで開催しました。
10:50~11:50
「青少年の子ども観と育児観」
1時限目の講義風景です

性別でもなく,自己肯定感の高い低いでもなく…
親子関係の中で親子のイメージが肯定的であれば,子どもも育児を肯定的に…

13:00~14:00
「青少年の社会的性格」
 “誰のために…自分のために”,“ガラスのハート”を持っている

14:10~15:10
「青少年の異文化コミュニケーション」
“なんで英語を勉強しなきゃいけないの”に答えてあげてください。“可能性が広がるよ”

15:20~16:20
「青少年の言葉づかい」
標準語は“わきまえ言葉”
若者言葉は“つながりの言葉”です。仲間である証です。

  • 2回目も,アンケートからは「大変参考になった」,「参考になった」という声をいただきました。
    複数あった意見を上げますと
    「専門的な意見が聞けた」,「多角的に捉えるものの見方が参考になった」,「青少年のことが理解できた」
    「深く研究されている先生方の話を聞き,新しい見方・考え方が参考になる」など
  • 講義時間,運営については
    「ちょうどよい」,「90分の講義がよい」,「早い時間に始めて,早く終わってほしい」,「質問は簡潔に,自分の意見は述べないようにさせてほしい」などが複数あった意見です。

あとがき
多くの方のご協力をいただいて,青少年育成カレッジ総合講座を実施することができました。 感謝申し上げます。
参加者からいただいたご意見などは,次年度の計画を検討するときの参考にさせていただきます。
どうぞご期待ください。
■ プログラム(第2回青少年育成カレッジ総合講座)
日程 時間 科目内容(テーマ) 講師
(敬称略)
2月

14日

(土)


 午

 前
10:40
 ~
10:50
オリエンテーション
10:50
 ~
11:50
■「青少年の子ども観と育児観」講座
 ー次世代育成計画に関連してー


次世代を育成する立場になるであろう青少年が,どのような子ども観と育児観を持っているか,育児に対する肯定的な態度がどのような要因によって形成されるのか,についてアンケート調査の研究結果をご紹介します。
猪木 省三
 午








 後
11:50
 ~
13:00
   昼休憩  
13:00
 ~
14:00
■「青少年の社会的性格」講座
 ー自分勝手な生き方はダメですかー


「自分勝手」「自己中心的」と言われがちな青少年。
 しかし,社会への適応という観点から言えば最も適応的なのです。消費社会と社会的性格の関係から青少年のナルシスズムについて述べます。
富田 和広
14:10
 ~
15:10
■「青少年の異文化コミュニケーション」講座
 ー英語教育の現場からー


英語教育を取り巻く環境は,大きく変化し続けている。
本講座では,現代の英語教育を取り巻く環境を概観しつつ,今 ,
青少年に求められている「異文化コミュニケーション能力とはなにか」につ
いて考える。 
本岡 直子
15:20
 ~
16:20
  ■「青少年の言葉づかい」講座
 ー日本語教育の立場からー

青少年のことばづかいは「正しく美しい日本語」とはみられないことが多い。標準語とはことばの「カタチ」がちがうということであり,拒否的なことばが多いとか,決まったことばでしか会話しないとかの理由からである。
しかし,昔から若者のことばは存在した。いくら否定されても存在し続けるには理由があろう。それを知るために,本講座では,二つの側面から見つめていきたい。
まず,ことばを「ハタラキ」の観点から考えることで「つながりことば」として若者ことばを捉え,否定的な見方を改めてもらえれば幸いである。
一方,若者はそれぞれの時代に生きている。時代を反映したことばづかいも当然ながら存在する。若者が,今をどう捉え,どのように生きていこうとしているのか,ことばを通して考えてみたい。
友定 賢治
■ 講師陣ご紹介
猪木 省三 : 県立広島大学人間文化学部国際文化学科 教授
富田 和広 : 県立広島大学人間文化学部国際文化学科 教授
本岡 直子 : 県立広島大学保健福祉学部看護学科 准教授
友定 賢治 : 県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科 教授

平成19年度第二回総合講座(冬季講座)

総合講座開催のご報告

■ プログラム
日程 時間 科目内容(テーマ) 講師
(敬称略)
 3月

16日

(日)


 午






 前
10:00
 ~
10:10
オリエンテーション
10:10
 ~
11:10
■「子どものストレスとは」講座

ストレス社会は,子どもの世界にも広がっています。 子どものストレスを高めている心理社会的要因を取り上げ,概説するとともに,近年,取り組まれている子どものストレス・マネジメントについて触れていきたいと考えています。
細羽 竜也
11:20
 ~
12:20
■「子どもへの関わり方:家族療法の視点から」講座

現代社会では家族の夫婦関係を維持する力や子育て能力の衰退が大きな問題となっております。このような社会状況下では自然な、自力での解決のみでは問題解決には不十分であり、人工的、あるいは科学的援助法が求められています。家族療法はその1つの技法であり、具体例をあげて説明します。
加茂  陽
 午








 後
12:20
 ~
13:20
   昼休憩  
12:20
 ~
14:20
■「コミュニケーション機能を育成する」講座

人と人とがコミュニケーションするとき脳がどのように働くのか,コミュニケーションの機能が乳幼児から成人に至るまでどのように発達するのかを研究する立場から,青少年の育成について考えてみたいと思います。
今泉  敏
14:30
 ~
15:30
■「青少年の意欲の問題について」講座

日本の若者の意欲低下が話題になって久しくなります。考えられ得る原因としてこれまでも多方面からいくつか指摘がなされています。本講座では心理社会学的視点からその原因の一端を解説し,青少年の育成にかかわる上で,いくつか留意すべき点を指摘します。
中谷  隆
15:50
 ~
16:50
■「子供の生体リズムと食生活」講座

子供たちの食は心身の健康を保ち、体力・学力にも影響します。食事の栄養分はストレスから脳を守ると同時に、脳の余分な活動をしずめたり、目覚めさせたりします。規則正しい生活リズムとバランスのある食事は、子供の健康だけでなく脳に食の楽しさを与え、脳を活性化させます。
加藤 秀夫
■ 講師陣ご紹介
細羽 竜也 : 県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科 講師 
加茂  陽 : 県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科 教授
今泉  敏 : 県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科 教授
中谷  隆 : 県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科 教授
加藤 秀夫 : 県立広島大学人間文化学部健康科学科 教授

平成19年度第一回総合講座(秋季講座)

総合講座開催のご報告

■ プログラム
日程 時間 科目内容(テーマ) 講師
(敬称略)
10月

27日

(土)
12:20
 ~
12:30
オリエンテーション
12:30
 ~
13:50
開講記念講演
演題 「人間として、リーダーとして」
― いきいき活動、しっかり成果 ―
赤岡 功
14:00
 ~
15:20
■「発達とその障害:日常生活で育まれる発達の基盤」講座
  • 人としての出発点である乳幼児期の発達とその障害を通して、日常の生活という当たり前の体験の中で育まれる事ごとの意味を提示し、青少年を含めた全ての人・人間に通じる事ごとであることを、共に考える機会としたい。
市島 民子
15:30
 ~
16:50
■「子どもの『生きる力』を育む」講座
  1. 「ヒト」は、他者と(自然・人間・文化)とかかわりながら「発達」と「学習」によって「人間」となる。
  2. 親や大人は、子どもの「生きる力」を育み、授ける義務がある。
  3. 子どもは、「体験活動」を通じて「生きる力」を伸ばしていく。
生住 昭人
10月

28日

(日)
12:30
 ~
13:50
■「人と動物のコミュニケーション」講座
  • 人と動物のかかわりは、言語を介さない関係である。 この動物を介在させた医療・福祉・教育に及ぼす効果について科学的に検証し、人と動物の共生について考え、青少年育成の参考に供する。
田丸 政男
14:00
 ~
15:20
■「コラージュを通しての青少年のこころの理解」講座
  • 自己表現法であるコラージュ制作とその作品から、こころをどう読み取るか。コラージュについて説明し、出来上がった作品(映像)を通して表現された心について、お話します。
山本 映子
15:30
 ~
16:50
■「就学前のアメリカと日本の育児について」講座
  • 子どもは生活の中で学びます。
    日本とアメリカの子育ての違いについて、育児体験を踏まえお話します。
清水ミッシェル・アイズマン
■ 講師陣ご紹介
赤岡 功 :県立広島大学 学長
市島 民子 :県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科 教授
生住 昭人 :元広島文教女子大学 教授、安芸の子リーダー養成協会会長
田丸 政男 :県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科 教授
山本 映子 :県立広島大学保健福祉学部看護学科 教授
清水ミッシェル・アイズマン :県立広島大学保健福祉学部理学療法学科 教授

平成19年度講演会

総合講座開催のご報告

県立広島大学・青少年育成広島県民会議 連携協定記念
青少年育成カレッジ 開講記念

青少年育成講演会

「人間として、リーダーとして」
― いきいき活動、しっかり成果 ―
■ とき
平成19年10月27日(土)
12:30~13:50
■ ところ
県立広島大学広島キャンパス
広島市南区宇品東1丁目1-71

■ 講師
県立広島大学学長
  赤 岡  功
1967年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、1986年京都大学経済学部教授となり、1999年に京都大学副学長。2005年4月県立広島大学長就任、現在、公立大学法人県立広島大学理事長(学長)。経済学博士。公立大学協会副会長。日本労務学会代表理事。

主 催 公益社団法人 青少年育成広島県民会議
共 催 公立学校法人 県立広島大学

「少年の主張」中学生話し方大会2007結果

平成19年9月23日にエソール広島で行われた「少年の主張」・中学生話し方大会2007の結果です。

個人賞
各賞名 学校名 学年 氏名 題名
広島県知事賞 江田島市立大柿中学校 3年 丸 石   大 くやしさがきかっけに
(社)青少年育成広島県民会議会長賞 竹原市立竹原中学校 3年 鳫 林 里 恵 たった一人の私の姉
広島県中学校話し方連盟会長賞 呉市立和庄中学校 3年 岡 田 温 音 ひまわり
国際ソロプチミスト広島会長賞 廿日市市立廿日市中学校 3年 細 川 美 春 「若者」=「やる気がない」?
広島清流ライオンズクラブ会長賞 広島県立広島中央特別支援学校 2年 寺 西 修 二 きっかけは,すぐそこに
優秀賞 三次市立三次中学校 1年 永 奥 夕 菜 山の楽しみ
優秀賞 庄原市立口和中学校 1年 西中明日香 和牛の里を忘れずに
優秀賞 安芸高田市立美土里中学校 2年 後 藤 理 緒 障害があるということ
優秀賞 坂町立坂中学校 3年 亀 迫 拓 海 自分を変える
優秀賞 大竹市立玖波中学校 3年 阿達浩次郎 明るい日本明るい未来
優秀賞 福山市立駅家南中学校 3年 佐 藤 沙 耶 魔法のコイン

青少年育成カレッジの概要

(公社)青少年育成広島県民会議では,公立大学法人県立広島大学と連携して,「青少年育成カレッジ」を開講しております。
青少年の心と健康,行動などを理解し,すこやかに育むための知識や技術を学びませんか。「わかりやすい」と受講者からは,好評です。

受講資格

広く青少年に関わる活動や仕事をしている人,青少年育成活動に関心のある方

受講料

無料

履修認証制度

所定の20単位(1講座1単位)を修得された方に,学習したことを評価して「認証状」を発行します。

機関紙「せとのあさ」第145号(平成28年)発行

機関紙「せとのあさ」第145号(平成28年)を発行しました。 こちらから