公益社団法人青少年育成広島県民会議

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青少年育成カレッジ実施報告

平成22年度第一回総合講座

第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成22年11月27日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「青少年と自然環境2」というテーマで開催しました。

10:10~11:10
「マツタケ山再生への挑戦」
相沢慎一先生

広島県立大学庄原キャンパスで教えておられる先生がNPO法人「マツタケ山再生研究会」を立ち上げて「皆で地域を山をきれいにしよう」と活動され,「暗い山」から「明るくきれいな山に」。「きれいな山からマツタケがニョキ」。その取組や注意点を楽しく講義されました。山の香りが漂ってくるようでしたよ。

11:20~12:20
「自然体験学習や環境保全学習をとおした青少年の育成」
市川洋子先生

子どもの理科離れが心配される中,自然体験学習を進めるためのワークシートを作成し,子どもが住む地域の自然を観察し,科学的思考力を養い,命の大切さを学ぶ体験学習について熱く話されました。


13:20~14:20
「里山資源を利用した養豚の試み」-どんぐりコロコロ豚の事例-
村田和賀代先生

農業史,農業経済が専門の先生が地元商工会議所からの委託で立ち上げたプロジェクトの中から話していただきました。
里山を生かした養豚。それを地域ブランドにして付加価値を上げると共にお金の動きを生む。子どもたちに対しては,観察を通して生き物を育て,その命を戴いていることを考えるきっかけとする。先生は終始楽しくてたまらないという表情で受講者も引き込まれていました。


14:30~15:30
「豊かな干潟を育む命の絆について」
中村健一先生

自然界の循環型社会は,微生物なしでは成り立たないということを実験を交えながら熱く〃話され,その思いは皆に伝わっていきました。
【アンケートから】
4名の講師の先生方は,いずれも「少年・少女がそのまま大人になって夢を追いかけている」そんな感じで講義をしてくださいました。
受講者の皆さんも元気,勇気をもらわれたのではないでしょうか。
【次回 2月26日(土)】
今年度の総合講座第2回は「青少年と薬物」です。受講者のアンケートからこのテーマを設定しました。
様々な薬物が手軽に入手できるという今,このことについてしっかりと理解をしておきたいと思います。
皆様の参加をお待ちしています。