青少年育成カレッジ実施報告
平成26年度第一回総合講座
第一回青少年育成カレッジ総合講座のご報告
平成26年10月11日(土)に県立広島大学広島キャンパスにおいて,
「ネット社会が与える影響」というテーマで開催しました。
講義1 10:10~11:10 「ネット社会の光と闇」 広島修道大学人文学部 教授 西野泰代 現代に生きる私たちの生活や意識の中にネットは確実に浸透してきています。ネットのネガティブな側面を経験し深く傷つく子もいます。ネット社会の現実を直視し,これからあるべき社会の姿について学習しました。 |
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講義2 11:20~12:20 「親が把握しなきゃいけない子どもが使うケータイの実態とその対策」 広島市電子メディア協議会 会長 尾崎公幸 不特定多数の人,見ず知らずの人と簡単につながってしまうケータイ。子どもたちのケータイ利用実態を知り,敢えて,昔から変えてはならない人間関係を伝えていく大切さを改めて考えさせられました。 |
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講義3 13:20~14:20 「人格形成は家庭教育から」 NPO法人心豊かな家庭環境をつくる広島21 理事長 岸房康行 ネット依存など,子どもたちが多くの課題を抱えているのは,家庭の教育力が低下していることが大きく影響しています。規範意識や道徳観,正義感など豊かな人間性を育むためには,何よりも家庭の教育力を高めることが必要であることを再認識しました。 |
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講義4 14:30~15:30 「ネットとマスメディア」 中国新聞社 特別顧問 今中 亘 インターネットに絡む非行や犯罪は増加の一途をたどっています。青少年の健全育成の大きな障害にもなってきています。 こうしたネット社会の「負」の側面をマスメディアはきちんと伝えているのでしょうか。これまでに報道されたインターネットに関する新聞記事を事例に挙げて検証していきました。 |