公益社団法人青少年育成広島県民会議

会員募集

平成17年度夢配達人プロジェクト〜呉市立蒲刈小学校〜

専門家に手伝ってもらって,
ロボットの作り方を習いたい

夢のロボコンでアイデア勝負!
 11月23日に県民の浜であった「かまがり恵みフェアー」で蒲刈小4年生によるロボットコンテスト(ロボコン)が開催されました。
今日は夏休み中もがんばって作ったロボットを動かしてロボコンをします。
 「もうすぐ始まるよ~」とゆっぴーもPRのお手伝いをしてくれたよ。
 いよいよロボコンの始まりです。最初に実行委員会の方や校長先生たち審査員の前で,この夢の提案者の池本君が真剣な表情で選手宣誓をしました。
 ロボコンのルールは,燃えるゴミと燃えないゴミに見立てた赤と青のオブジェを「おそうじロボット」で分別回収し,燃えるゴミ回収場と燃えないゴミ再生工場に運びます。間違えずに持って行くと燃えるゴミは2点,燃えないゴミは4点がもらえます。間違えるとそれぞれ-1点,-2点の減点です。
 夢配達人の横沼先生を始め,呉高専の先生方と生徒の皆さんがロボコンのルールやフイールド作り,審判などをしてくださいました。
 競技前,審査員に自分のロボットの特長をアピールしました。みんな,ゴミのオブジェを運びやすいように工夫したよ。
 制限時間は3分。2人1組のチームで対戦します。まずは1分間の作戦タイム。「あと5秒か10秒になってあまり入ってなかったらどんどん入れようぜ。」「青を中心に入れて得点をかせごう。」
 ゴミ回収場にうまく入ったぞ!おっとロボットが再生工場に落下!リモコンをうまく動かすと思いどおりにロボットも動きます。
 「フレーフレー」会場から大きなエールをもらいました。ゆっぴーもがんばって応援しましたよ。
おめでとう!優勝チームのお二人です。「練習より点が入ってよかった。」
 みんながんばりました。表彰ではアイデア賞やデザイン賞をもらった人もいたよ。ロボットができるまでの活動展示もありました。
 それから,各チームのロボットの紹介コーナーや呉高専のお兄さんたちが遊んでくれる広場もあって楽しかったよ。
 「お兄さんたちのロボコンを見て,ロボットはすごいと思ったけど,僕たちにもできたよ。」たいへんお世話になった呉高専のみなさん,実行委員会のみなさん,本当にありがとうございました。「今度はもっと大きなロボットを作ってみたいな。」
あこがれの高専ロボコン見学
 自分たちでアイデアを工夫して,おそうじロボットを作ってロボットコンテスト(ロボコン)をしようとがんばっている蒲刈小4年生が,高等専門学校のお兄さん,お姉さんたちのロボコンを見学しました。
 呉高専のチームなど16チームが参加して高専ロボコンが始まりました。まん中は特別ゲストの『アシモ』。「本当の人間みたいに動くので,中に人間が入っているのかなと思いました。」
 みんなで呉高専チームを応援しました。Aチームは戦艦大和を運んでいます。「ロボットが動かないときがあったので,どうしたのだろうと思いました。」

 ロボコンでは,下に落ちないようにわたったり,シーソーを昇り降りした後,細い棒のまわりをぐるぐる回り,なわとびをして名物を台の上におけばゴールというものでした。とてもすごいロボットがあったけど,しっかくしたロボツトもありました。
 呉高専Bチームが運んでいるのは呉名物のメロンパンです。対戦成績をつけました。
 落とさないようにシーソーをわたるのは難しそう。
 「ミッションの中で一番すごいと思ったのがなわとびです。すごい速さで4回とんだのにはおどろきでした。」
 荷物を台に置いたらゴール。よく見えるように高いところから応援しました。

 「初めてみる本物ののう力をもったロボットは,テレビでみるよりもかっこいいと思ったし,優勝した高専のお兄さんたちはすごいと思いました。」
 「楽しみにしていたロボコンでした。『すごい動きをしているな。』と思いました。でも,シーソーわたりやなわとびなど,3分以内にゴールにいかないといけないので大へんだなと思いました。」
ロボットづくりに挑戦中!
 6月から暑い夏休みもがんばってロボットのしくみや作り方を習ってきた蒲刈小4年生が,リモコンで動くショベルカーを完成させました。
右の写真が呉高専の先生が作ったお手本です。中学生用のキッドなのでむずかしそうだけど,楽しいからがんばって作るぞ。
この前に,もっとかんたんなロボットを作って動かしてみました。ハンダごての使い方やモーターのしくみも勉強したよ。
 呉高専の横沼先生や他の先生たちは,いつもやさしく教えてくれるのでどんどん自分で作れるようになってきました。
 でも,小さな部品の組み立てや,コードの皮むきは難しいなあ。
説明書を見たり,友だちと助け合ったりしたよ。
モーターに電池をつないで動くかどうか確かめて,完成しました。
自分が作ったロボットが動くとすごくうれしいな。次は,ショベルやアームのところを別々に工夫して,ゴミを拾って分けて運ぶおそうじロボットを作り,2人1チームで競争するコンテストをして,みんなの夢をかなえます。
ロボットと"ふれあい"夢がふくらんだよ!
 ロボットをつくる夢が選ばれた呉市立蒲刈小学校4年生の児童10人が,大和ミユージアムで開かれた「発明の日フェア2006」に行って,呉高専のお兄さんがつくったロボットを見たり,レゴブロックを使ったロボットづくりをして楽しい一日を過ごしました。
 江戸時代のからくり人形の「茶運び人形」を見たよ。バネは「くじらのひげ」を使っているんだって,びっくり!
 1920年にヨーロッパのスロバキアで初めてロボットが作られたことや,みんなの生活をよくするためにロボットがつくられてきた歴史も学習しました。
 レゴでいろんな形をつくり,小さなコンピューターとあわせて自分たちのロボットをつくっています。呉高専のお兄さんたちも親切に教えてくれました。
 そして,いよいよ呉高専(ロボット製作クラブ)のお兄さんたちのロボットショーが始まりました。
 NHKの全国ロボットコンテストにも出場した,手動式と自動式の2台のロボットを見せてもらいました。
手動式のロボット「Cycle」を実際に動かしてみることもできたよ。
まん中の写真が,今日つくった作品のひとつです。自分がつくったものが動くのはうれしいな。
 児童たちは時間がたつのも忘れてロボットづくりに熱中していました。これから,夢配達人の呉高専の先生に教えてもらって夢をかなえるプロジェクトがスタートします。

 みんながつくるロボットは,何の形でどう動くのかな?それからどんな競技をするのでしょうか。~レゴを使うんじゃなく部品から手作りして,対戦ロボットやおそうじロボットを作ろうかな~みんなの頭の中で夢がふくらんでいます。