公益社団法人青少年育成広島県民会議

会員募集

平成22年度夢配達人プロジェクト〜廿日市市立玖島小学校〜

手作りのペープサート(紙人形劇)を通じて,
地域を元気にしたい

影絵劇について学びました!
  4月28日,夢配達人として,影絵の専門劇団である「劇団かかし座」の山下義文さんを小学校にお招きし,影絵劇について学びました。実は玖島小学校のOBでもある山下さん,楽しく,丁寧に教えて頂きました。
全身を使って影を表現します。

宮西達也さん来校!
  5月15日,絵本作家として活躍する宮西達也さん,朝川照雄さんを小学校にお招きし,ワークショップを開催しました。
 これまで,子どもたちは,「夢への思い」を作文にし,宮西さんのもとへ送りました。子どもたちの熱い思いを受け止めていただき,大変忙しい中,時間の合間を縫って,玖島小学校へ来校していただきました。
 午前中,3・4年生は,宮西さんと一緒にペープサートのお話作りを行いました。午後からは,地域の人々を交え,全校で親子絵本作りを行いました。宮西さんの類まれな話術に,一日中笑いの耐えない一日となりました。
 最後に,中野PTA会長,そして廿日市市民会議の後藤会長よりお礼の言葉が述べられました。
 みんな大好きな宮西さんの絵本。小学校2年生の国語の教科書に掲載されている「にゃーご」をはじめ,韓国・中国・フランス等,世界各国で宮西さんの絵本は翻訳されていることを知り,みんなビックリしました。
 「おとうとのおっぱい」を宮西さんが朗読すると,子どもたちだけでなく,周りの大人たちからも,たくさんの笑い声が聞こえました。
 「どうやったら絵を上手に描けますか?」「絵本作家になるにはどうしたら良いですか?」等,子どもたちからのたくさんの質問に,一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
 また,ペープサートのお話作りになると,笑いを交えながらも,真剣に子どもたちと一緒に内容を考えてくださいました。
絵本作りの様子。
 大好きな宮西さんを前に,満面の笑みを浮かべる応募者代表の正木君。

人形の作製!
 8月8日,9日,夏休みの中,山下さんご夫妻指導のもと,人形作りをしました。人形劇のストーリーに合わせ,ワニ,イグアナ,背景等,様々な人形が出来あがりました。山下さんには,二日間とも夜遅くまで人形の作製に手伝って頂きました。
 材質が非常に硬く,カット等をするのに,大人でもとても苦労しました。

人形作りの説明をする山下さん。
手元の引き金を引っ張ると,あごが動く仕組みになっているなど,様々な工夫がされています。

RCCラジオの取材を受けました!
 9月28日,RCCラジオの取材を受けました。夏休みに作製した人形を披露しました。1・2年生は手影絵遊び,3・4年生は人形作り,5年生は背景画,6年生は作曲と,11月の学習発表会での発表に向け,準備万端です。
取材の様子。

完成したペープサートを披露しました!
  11月13日,学習発表会にて,保護者,地域の方々が見守る中, ペープサートを披露しました。会場には,東京から,宮西さん,朝川さん,そして山下さんも見学に来てくださいました。

タイトル
【ワニとイグアナの物語「おれがまもってやる~おとうさんありがとう~】

また,ストーリーを考える上で,アグリパークの佐藤さんにたくさんのアドバイスを頂き,主題歌の編曲には,玖島小学校のOGである,森藤みこさん(TUBIST)に協力して頂くなど,とてもお世話になりました。
会場の様子。
実行委員会の清水会長より挨拶
はじめに,1・2年生が手影絵を行いました。
劇の様子。
 「僕たちが玖島を元気にするぞ!」と,子どもたちから元気な掛け声が発せられると,会場のお客さんからたくさんの温かい拍手が送られました。
 発表会終了後,女性会の皆さんが作ってくださった炊き込みご飯と,玖島小「大豆ネット100」でつくった味噌汁をみんなで食べました。子どもたちと仲良く食事する宮西さん。