公益社団法人青少年育成広島県民会議

会員募集

平成16年度夢配達人プロジェクト〜道上地区子ども育成会〜

芸術家に手伝ってもらって,
飛行機に平和のあかし"鶴"を描きたい。

平和への祈りを大空へ

 「鶴の絵を通じて,世界中の人に平和を訴えたい」という子どもたちの思いを広めることができました。
 平成17年10月に平和のあかし"鶴"の絵をはったセスナ機を飛ばすことで,多くの人たちに「世界が平和になってほしい」というみんなの「想い」を伝えた夢配達人プロジェクト神辺町実行委員会では,広島空港国際線ロビーに自分たちの活動を紹介したパネルを展示しています。

世界中の人に,みんなの「想い」を知ってもらいたい。そんな気持ちがいっぱい詰まった「大きな」パネルです。
=このパネルは平成18年2月28日まで展示されます。=
 パネルの横には,四カ国の言葉(日本語,英語,韓国語,中国語)でそれぞれ書かれた「平和への祈りを大空へ」というパンフレットが置かれており,できるだけ多くの人たちにプロジェクトに触れてもらえるよう工夫されています。
みんなの夢を翼に乗せて
 10月2日 日曜日,ついにみんなの夢が実現しました。
広島赤十字飛行奉仕団の皆さんの協力により,みんなの夢を描いたセスナが岡山県笠岡市のふれあい空港を飛び立ちました。
 当日はあいにくの曇り空。でも,広島西飛行場を出発した広島赤十字飛行奉仕団の飛行機は,昼前にはふれあい空港に到着。夢配達人である,広島市立大学の先生と広島赤十字飛行奉仕団の皆さんにお礼の言葉を伝えたあと,みんなで飛行機に"鶴の絵"を貼りました。
笠岡ふれあい空港 開会式の模様 夢を応募した毛利和希さん
広島市立大学
の先生(夢配達人)と和田顧問
広島赤十字飛行奉仕団
(夢配達人)の皆さん
みんなで絵を貼っています
  みんなで絵を貼っています  
そして,いよいよ離陸。
鶴の絵は,みんなの『想い』と一緒に飛行機に乗って,空へと飛んでいきました。
平和のあかし"鶴"を飛行機に
 夢配達人プロジェクト神辺町実行委員会では,「芸術家に手伝ってもらって,飛行機に平和のあかし"鶴"を描きたい」という夢の実現に取り組んでいます。
 神辺町立道上小学校四年生の毛利和希(もうり かずき)さんが「命の意味をもう一度考え直してほしい」という思いから応募した『夢』。先日,その夢の実現に向け,まず,飛行機に貼る「大空へ羽ばたく鶴」の原画を地域の小学生と大人が一緒になって描きました。
 7月30日,神辺町立道上小学校に約330人が集まり,広島市立大学芸術学部の茅畑孝篤さんたち4人に教えてもらいながら,デザイン画の制作に挑戦しました。
白い大きな紙に下絵を書いた後,子どもたちはアクリル絵の具を使い,額に汗をかきながら思いおもいの色を塗っていきました。
【みんなで原画を描いているところ】

 できた原画は,ポスターにし,10月には子どもたちが軽飛行機に貼り,神辺町上空を飛んでもらう予定です。

【できあがった原画】