公益社団法人青少年育成広島県民会議

会員募集

平成16年度夢配達人プロジェクト〜東広島市立中黒瀬小学校〜

画家に手伝ってもらって,町の中心に,
記念に残る夢時計を作りたい。

思い出に残る「ゆめ時計」ができたよ
 デザインを考えたり,自分たちが手作りしたものをつけた夢時計をつくり,町の中心に記念に残したい~こんな夢が子どもたちのがんばりと多くの大人の協力でかないました。
 「ゆめ時計」の落成式の日は,みんなの気持ちと同じで快晴でした。1週間前に卒業式を終えたばかりの6年生は,町の中心にある黒瀬町文化センター玄関前広場に集合しました。
「ゆめ時計がみんなに愛され,みんなをずっと見守ってくれることを祈ります。」
とあいさつする夢実行委員会の小本会長さん

 お世話になったみなさんからお祝いの言葉をもらいました。
 「時計台の基礎のレンガはみなさんが作りました。中学生になってもがんばって」と,夢配達人の町内の陶芸家「波多野」さん。マツダ財団の森川常務理事さんは「ゆめ時計がみんなの大きな輪で完成したことがうれしい」と喜び,夢選考委員会委員長の当県民会議山元理事は「この時計を見るたびに,協力しあった仲間の笑顔をを思い出して」と話してくださいました。
波多野さん マツダ財団の森川常務理事さん 当県民会議の山元理事さん
 ほかにも町のライオンズクラブや商工会のメンバーなど,協力してくださった多くのみなさんに集まってもらえました。
 そして,夢の提案者の景山加奈子さんが,「いろいろなデザインを話し合ったり,たくさんのレンガを作りました。大人のみなさんの協力で夢がかない感謝の気持ちでいっぱいです」と,代表してお礼を言いました。
 夢配達人の波多野さんに教えてもらってレンガ作りをがんばったよ。
 イニシャルや好きな絵,模様など思い思いのものを描いたレンガを,最後にみんなで積み上げて時計台を完成させました。
 みんなの思い出がつまった「ゆめ時計」のまわりは,笑顔がいっぱい。
 時計のまわりの花柄は「桜」なので,隣にある桜の木に花が咲くととても合います。
 みんなが心を合わせてつくったふるさとの「ゆめ時計」。これから何十年たっても,毎年,みんなでここに集まりたいな。