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4月8日(水),雲月小の子どもたちが,夢配達人である芸北高原の自然館の学芸員の白川さんと一緒に山焼き前の雲月山に植物観察に行きました。
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4月11日(土)朝,雲月小の子どもたちと地域の人が,雑草を刈り取って防火帯(ぼうかたい)を作り,雲月山の山焼きを行いました。 |
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防火帯を作るために草を除去しているところ |
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大地再生のシンボルとも言える真っ赤な炎(ほのお)が瞬(またたく)く間に,丘陵地(きゅうりょうち)を駆け巡(めぐ)り草原を焼き尽くしました。
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焼け跡は,これから新たな命が芽吹(めぶ)き,鮮やかな新緑地へと生まれ変わります。
こうした山焼きにより,現在,山には約330種の植物が生育し,絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)が,その内10種以上見られるなど,国内でも貴重な野生生物の生息地(せいそくち)として知られるようになっています。
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子どもたちは,最後に,北広島町の生態系と四季折々の多彩な景観を楽しむことのできる雲月山への感謝と,山を舞台にした素晴らしい写真集が作れることを願い,創作曲「I
Love Uzutsuki(アイ ラブ ウヅツキ)」(作曲:新屋まり 作詞:雲月小学校)を合唱しました。 |
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雲月山に生育する植物のフィールドワークをしました! |
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5月1日(金),雲月小の子どもたちが,夢配達人である芸北高原自然館の学芸員の白川さんと一緒に雲月山に植物観察に行きました。
子どもたちは,雲月山への道すがらも様々な植物を観察し白川さんの説明を熱心に聴(き)き入っていました。 |
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子どもたちは,山中で見つけたゴミを,自主的に拾い下山しました。 |
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7月2日(木),雲月小の子どもたちが,雲月山にフィールドワークに行きました。
芸北高原の自然館の白川さんから雲月山に生育する多様な植物の特徴(とくちょう)を聴(き)きながら,カキラン・ササユリ・ノアザミ・オオバギボウシ等の夏の植物をノートに記録し,思い思いの角度で植物等をカメラに収めました。 |
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9月26日(土),雲月小の子どもたちが,雲月山に生育する秋の植物を観察・撮影しました。
当日は,第8回全国草原サミット・シンポジウムの開催日初日で,子どもたちは,現地見学会に参加し,サミット参加者等とともに雲月山に生育する植物観察を行いました。 |
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背丈ほどの高さに生い茂るススキの群生に分け入って観察する子どもたち |
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子どもたちの観察学習の様子を見守るサミット参加者 |
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9月27日(日),「全国草原サミット・シンポジウム」の分科会である「全国こども草原サミット」が北広島町芸北文化ホールで開催されました。
雲月小の子どもたちが,「雲月の宝」と題した創作オペレッタを上演。
山焼きにより取り戻した雲月山の美しい自然を大切に守っていきたい。そして「僕たち,私たちの宝物」である故郷(ふるさと)の山,雲月山の素晴らしい自然を多くの人に伝えていきたい,このような想いを込めオペレッタを演じました。 |
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全国草原サミット閉会の数日後,雲月小へ届いた一通の手紙。
創作オペレッタを鑑賞した九州地方に住む女性からのものでした。そこには,次のような文章が認(したた)められていました。「ずっと涙が流れてしかたありませんでした。こんなに感動したのは久しぶりです。」
温かな言葉に触れ,オペレッタを通じて雲月の宝を再認識した子どもたちは,写真集製作に向けさらなるやる気を高めたようでした。 |
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3月5日(金),雲月小の子どもたちが知事を表敬(ひょうけい)し,夢の応募者である6年生の淀渕可菜(よどぶちかな)さんが,完成した雲月山の植物の写真集を知事に贈呈し,歓談(かんだん)しました。 |
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写真集を手渡す淀渕さん |
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その後,環境県民局長室において,淀渕さんが笹岡 環境県民局総務管理部長に写真集を贈呈しました。 |
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子どもたちは,「雲月山の植物の写真集作り」という夢の実現を通じ,雲月山に成育する様々な植物について学ぶとともに,かけがえのない「雲月のたから」を受け継いで,多くの人に伝え続けていくことを誓いました。 |
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写真集に収められた植物の写真 |
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「美しい花がある。花の美しさといふ様なものはない」 |
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子どもがそのみずみずしい感性で捉(とら)えた雲月の自然を収めた珠玉(しゅぎょく)の写真集「雲月のたから」は,2,000円で販売中(税込み)(送料別)。
【問合せ先】北広島町生涯学習課(夢配達人プロジェクト北広島町実行委員会事務局) 電話 0826-72-0864 |
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